バタフライエフェクトと思考

なんと久しい、日記があるぞ。あけましておめでとうございます、ろむです。

ふとした際に人の日記を見ていたら、日記を書きたくなってしまった。
人は意識をせずとも些事に感化され、思考が変化し、行動に現れるものだ。そこに意識がなくとも。
あなたがお風呂に入るのを忘れれば、電車で居合わせた人は反面教師として身だしなみを整え香水をつけ、それによって告白が成功し、新たな未来が生まれる。そしてあなたは「クサい」とフラれる。

24年の10月あたりまで、ここのサイトとは別に日記をつけていたため、日記を書くこと自体は慣れれば結構苦でもないらしい。 それに、思考し書き留めることはよいことだ。卒論を書いて以降、考える時間が減ったのが気がかりなので解消になるかもしれない。
私は卒論を書けない。けれど実際は書いて卒業している。 これは書留を行ったためだ。書き留めることはセーブである。
私は卒論のアイデアを考えても頭が足らないので途中で気を失ってしまうが、気を失う寸前まで書き留めることで考えは続きから始められ、なんとか提出可能なレベルまで仕上げることに成功した。
書き留めることは実際の本人レベルよりも思考を遥かに高い次元にとどめる為の手法なのだ。

加えて、人は瞬間の生き物である。
考えは陰毛のように絡み合い、そのちぢれた草迷宮をかき分けることによって...、いや、表現が最悪すぎる。

そうだ、繭にしよう。
繭のように絡み合った考えを書き綴ることによって紐解き、まとめることで絹を編み出すことができれば、それは概念になる。
まあそういうわけで、些末なことでも日記として書き留めることによって、頭の中で刹那に浮き沈みする考えを拾い集めることができるので、書いてみて損はない。
それに、見返すとなんだかおもしろい。

日記を書こう。